休職前の記憶
仕事をしながら薬を飲み、何とか頑張っていた当時(確か30歳頃)、一年ほど通院しながら働いていましたが、寝ても覚めても仕事の事で気が休まらず、プレッシャーと仕事量、上司からの追い込みで(今思えばイジメですね)完全にダウンし、休職へと追い込まれました。
休職前は不思議と眠くならず、ただ、服薬可能な最大量の薬を飲んでいたので、表現が難しいのですが、ただただ、薬で生かされていた様な不思議な感覚でした。(今、振り返ればです)
休職後の記憶
休職してからは、とてつもない眠気が襲ってきました。
心の調子は良かったですが、とにかく眠く、常に寝ていた気がします。これでは良くないと思い、子供と散歩を試みますが、体がだるく(肉体的には元気)動くことで精一杯でした。
回復している感覚はなく、ひたすら放心状態か寝てるかでした。
※その頃、妻は離婚を考えていたようです。
私の場合は、眠さのピークが休職後、1ヶ月程でしたが、キッカケは「我慢しないこと」を意識したときでした。
それ以後は、眠気はあるものの、少しづつではありますが、回復していった様に思います。
療養当時を振り返ると
当時を振り返り、その様に思えるのは、今の未来の私であって、当時の私は生きることで精一杯。回復してるか否かは実感できていなかったです。いや、意識していなかっただけかもです。
療養中の方やお薬を飲んでいる方、どうか今は心と体を休める事を「意識」して下さい。我慢していることはないでしょうか。
好きな本を読んだり、好きな食べ物を食べたり、好きなテレビを見たり、寝てみたり、起き上がれない状態になってみたり。
もちろん、あれやこれや焦ると思いますが、それは私もありましたので、多くの人が通る道なんだと思います。お医者様を信じて、一日一日をただただ生きるだけで良いかと思います。
生きていればそのうちに、プチな幸せを感じる瞬間が訪れます。
昔の自分に話しかけてあげたいです。