うつ病や不安との付き合い方

このやりきれない不安な気持ちを少しでも解消したい

うつ病になったときの話

 今でこそ営業成績トップ、世界初の技術開発、その他諸々で出世街道まっしぐらですが(でも、転職が決まりました)、こんな私も、昔、うつ病でした。

 

うつ病

 診断されたのは32歳の時です。

 中途で入社して3年目、入社当初から放置気味な扱いをされ、全くの専門外の仕事かつ、誰もやりたがらない分野かつ、相談相手が居ない案件を丸投げされ、かと言って一人前として仕事を任され、辛い日々を送っていました。

 日常業務として、技術打ち合わせ(素人が出来るわけない)、前例なき見積作成(価格の決め方とかルールなしで、まわりで誰もやったことなし)、現場指示(私も素人、現場も素人)、試験報告書の作成(コメント求められてもしろうができる訳ない)、お客様への説明などなど、教育もなく引継ぎも無い(新しい事やってたから)。

 それ以外にも、設備投資(まわりに投資経験者なし、故に相談相手なし)や、設備搬入工事に伴う安全対策書類の雛形の作成(誰もやったこと無い)、県や市へ提出する法律解釈が必要な技術書類の作成(誰もやったことない)などなど、オーバーフローしている旨を上長に伝えても聞いてくれない。(当時の予定管理表(自作)を残していますが、今見てもゾッとします)

 更に、技術員が失敗したら「指示が悪い」「技術員を教育しろ」など、理不尽な要求が日常的。不具合で止まった案件があると、それに時間を取られ、安全対策不足で叱られ、お客様への謝罪と対策書の作成の繰り返し。

 休日も「装置が止まったから来て」と電話があり、サービス出勤。長期的な試験や仕事しかなく、いつ不具合があるか分からない恐怖。

 仲間なんていません。周りは遠目で「面倒くさいことしやがって」と言わんばかりの冷たい対応をされる始末。

 そんな矢先、子供も産まれ、家庭を持つ重さ等が重なる。

 ストレス、プレッシャー、孤独の相乗効果で、辛すぎで心療内科を受診して、うつ病と診断されました。

 

休職

 うつ病と診断され、一年間薬を飲みながら騙し騙し仕事を続けてきましたが、平日は朝起きられない、とにかく辛い。「強い孤独感」と「強い自責の念」、無能と言われ続け「自信喪失」。

 更に休みの日は、眠たくて何もやる気が起きない、子供とも遊べないし、楽しくない。何よりも「とてつもない不安」が襲ってくる。そんな日常も自分の能力の無さ。

 でも、もう無理。現実から逃げる様に「休職」することにしました。

 

休職中の時

 とにかく何もしませんでした。何もする気になれず、とにかく寝て起きての繰り返し。ただただ自分を責めるだけ、

  • 自分は弱く
  • 頭も悪く
  • 無能
  • 人付き合いもろくに出来ない
  • ロクデナシ
  • 給料泥棒
  • 負け組

 

 こんな気持ちに囲まれ半月程。休むと正常な考えが戻ってきます。気持ちも落ち着き、散歩でもしようかと思えるまで回復。

 1ヶ月を過ぎたあたりから「働き盛りの年齢でこんなのんびりしていたら、本当においていかれる」と思えるようになり、2ヶ月の「有給消化と言う休職」を経て復帰しました。

 

復帰後

 環境は変わりませんでした。薬も最大量まで飲んでいるなか、辛い日々を騙し騙し過ごしている中、妻より「うつ病に効く」として飲まされたサプリメントのおかげで、薬も減らすことができ、心も体も良い方向へ向かいました。食事は大切です。

 

それから2年後

 二人目の妊娠が分かったあと、3ヶ月ほどで切迫早産になる危険性があるため、妻が入院し実家に上の子を預け、そこから通勤。

 それを知ってか知らずか単身赴任(1年間限定)の辞令が下りました。断りましたが2ヶ月先延ばしにするからと威圧的に言われ承諾。もちろん妻にも相談してですが。

 子供も無事生まれ、イザ単身赴任!

 でもね、半年間寝たきりだった妻の筋力はガタ落ちで日常生活もままならない状態で、乳飲み子と、魔の2歳児(ヤダヤダ期)を抱えて、半年でうつ病となり、市の育児課に相談し、子供と母親を少しでも離す様にしてもらい、私は1年待たずして帰任しました。この間は壮絶でした。私も良くなかったのですが、子育てはヘビーです。更に体力が落ちた妻は尚更です。

 

その後

 今は私も妻も落ち着いています。お互いを理解し合えるようになったからかな。

 でも、ストレスでうつ状態になるので、セルフマネジメントを怠らないようにしてですが。

 

 近頃は自分が思うような組織にもなり仲間もコネクションも出来て、とても仕事しやすい環境になりましたし、これから先もそれなりの役職とお給料は保証されていたのですが、私も、そして妻も(おそらく)この会社を良く思っていないので、うつ抜けして6年経過し、仕事でも結果を残したので転職することに決めました。今でも恨みの様な怒りが消えないので、、、、、。

 でもね、いざ転職となった時、また、あの時の気持ちが襲ってきたのです。

それは次回お話します。